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足立区(北千住)のスポーツ幼児園

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キッズ大陸は学校法人三幸学園の運営する認可外保育施設です。

スタッフコラム

2016.04.05 こうすけの部屋

感性が育つ

みなさん、こんにちは。
キッズ大陸との関わりも深い小田原短期大学。
大学が「神奈川県大学発・政策提案事業」で作成した内容を複数回にわたって紹介していきます。
最初のテーマは「感性が育つ」です。
※スマホですと表示がきれいにされませんので、極力PCで確認ください。
 

(1)わらべうた遊び(物を用いて・くすぐり遊び)

○「うえからしたから」を用いた~「いないいないばああそび」(布遊び)
うえ から した から  おおかぜ こい     こいこい  こい
【5カ月~7カ月の頃の遊び方】
仰向けに寝ている子どもの上で、歌いながらハンカチをふわふわさせます。
「こい こい こい」の後に「いない いない」とハンカチで顔を隠し、「ばー」とハンカチを取って笑顔で子どもを見ます。
向かい合って座り、最後にハンカチを目の前に飛ばす遊び方もあります。 
【1歳頃からの遊び方】
子どもを布の下に仰向けやお腹を床につける状態に寝かせ、又は布の上に乗せるようにし、
歌に合わせてシーツ等大きめの布を上下、左右に揺らして、風遊びや波遊び、芋ほり遊びをします。
 

○「おおやま こやま」(くすぐり遊び)
おお やま こや ま  ながさか こえて  せき ぽんと はねて こちょこちょこちょこちょ
【遊び方】

おおやま

こやま

ながさか

こえて

右の眉毛を人差し指で軽くなぞる

左の眉毛を人差し指で軽くなぞる

鼻の上を上から下へ軽くなぞる

せきぽんと

はねて

こちょ こちょ

こちょ こちょ

唇の上を人差し指でトントンとする

唇の下を人差し指でトントンとする

あごの下をくすぐる

※このうた遊びは、子どもの大好きな「くすぐり遊び」です。額・目・鼻・口・鼻と順に触っていきます。
 年齢が高くなったら、役割を交代して楽しめます。
 

(2)わらべうた遊び(全身・身体の部位を用いて)

○「かいぐりかいぐり」
ちょちちょち  あ わ わ  かいぐりかいぐりとっとのめ   おつむてんてん はらぽんぽん
【遊び方】

ちょちちょち

あ わ わ

かいぐりかいぐり

とっとの め 

おつむ てんてん

はらぽんぽん

両手を2回合わせる

手を口に持っていき「あわわ」とする

両手を胸の前で2回回す

左手のひらを右手の人差し指でトントンとする

手を頭にもっていき、トントンとする

手をお中に持っていきトントンとする。

※子どもをひざの上に乗せたり、向き合って、子どもの表情を見ながら遊びます。最後は
お腹だけでなく、いろいろな身体の部位を触って楽しめます。

○「ふくすけさん」
ふ く す け   さん      えん  どう   ま   め が  こ  げ  る
ぞ         はー  や く  いっ   て    かん ま  し   な
【遊び方】

ふくすけ

さん  ●

えんどう

まめが

こげる

1 2

3  ●

4  5

4  3

2 1

ぞ ●

はーやく

いって

かんまし

な●

2 ●

3  4

5  4

3  2

1●

※子どもの足をえんどう豆に見立て、子どもの足を持って、親指から順番に1本ずつ触れていきます。
 小指まできたら、薬指へ戻ります。
 足の指を刺激することで子どもの脳の発達を促進すると言われています。
 注)親指、人差し指、中指、薬指、小指を1,2,3,4,5と番号をつけて示しています。

○「おふねはぎっちらこ」
お ふ  ね は     ぎっちら こ     ぎっちら ぎっちら  ぎっちら こ
【遊び方】
大人は足を伸ばして座り、その上に子どもを向き合った形か、同じ方向に乗せ、船漕ぎを楽しみます。
歌のテンポや強弱によって大波や横波をイメージして、身体の使い方を変えて速く漕いだり、ゆっくり漕いだりと船漕ぎを楽しみます。 


解説)乳児期のわらべうた遊び
今回の音楽遊びでは、歌いながら遊べるわらべうた遊びをたくさん紹介しました。
なぜならば、わらべうた遊びには、子どもにとって、たくさんの良いことがあるからです。
その1つ目は、わらべうたは、子どもが最初に歌う歌として最適な歌だということです。
わらべうたは、大人から、あるいは地域の子どもたちから口伝で伝承された遊び歌です。
遊びの中でしゃべってきた言葉に抑揚がついてわらべうたとなりました。
よって音の抑揚が少なく、単純なメロディーなので、子どもにとって音程がとりやすい歌になっているのです。
2つ目は、親(大人)から子へ生の歌声で歌う歌は、子どもにとって安心感をもたらすということです。
一番身近で最も大切な人から直接歌いかけてもらうことで、子どもは安心して、心や身体を次の遊びや行動へと向かわせることができるのです。
さらに、ここで紹介したわらべうた「うえからしたからで いないない遊び」や「おおやま こやま」、「かいぐり」、「ふくすけさん」、「おふねはぎっちらこ」は、親(大人)から子へ歌いながら、また親子(大人と子ども)で歌いながら、親子(大人と子ども)で顔や全身、足と、いろいろな身体の部位を優しく触ったり、こちょこちょしたり、身体を揺らしたりと、スキンシップをとりながら楽しめるものばかりです。
また今回のハンカチやシーツのように、日常生活の中にあるものを用いることで、遊びも幅が広がり、楽しさが増すことでしょう。 
これらの遊びを通じて、子どもは愛される喜びを、親は子育ての楽しさや子への愛情を改めて感じ、信頼関係を再確認する場となるでしょう。
このことは、他者との人間関係を構築する基盤となり、その成長に繋がっていきます。
これらの音楽遊びは、音を聴くという、音楽的感性を育てる原動力となる「聴く力」も育てます。
さらに子どもの動きたいという活動欲求を満足させながら、「身体の発達」を促します。
その上で、表現したいという子どもの意欲を満足させながら、「表現する力」を育てます。
このように人は、音を聴いて、それを感じ、感じたイメージとこれまでのいろいろな経験から得たものを重ねて考え、さらにイメージを膨らまして自分なりの表現をするといったサイクルを繰り返すことで、「感性」を育てていきます。
この「感性」を育てていくということは、「創造する力」の基礎を築くこと、つまり「生きる力」の源を築いていくということなのです。
最後に、ゆっくりと少し高いトーンで子どもへ歌いかけることは、言語の獲得をも促すことをお伝えしておきます。
今日から、日常生活の中に、遊びの中に、わらべうた遊びをたくさん取り入れていきましょう!