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足立区(北千住)のスポーツ幼児園

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スタッフコラム

2016.11.29 つとむの部屋

教える事と伸ばす事

先日、与野園のスタッフ向けに身体をつかって行う研修を実施した。
そこでは進行役(ファシリテーター・アドバイザー・カウンセラー)を務めさせてもらったが、人に何かを伝えるという難しさを改めて実感・経験した。
 
まずは、ゴール設定。
相手に、どの程度のゴールを設定すれば良いか。理想的には、その相手が自分で決めるべきだと思うし、こちらが用意したゴールを遙かに超えてしまう場合もある。そういう意味では、当人に決めさせるべき。一方で、相手がこどもの場合、ある程度のゴールレベルを教育者が推定して、仮説として設定しておくべきだとも思う。
一番良くないのが、教育者がゴール設定を固定してしまうこと。低いゴール設定で満足しているこどもには、そのゴールを引き上げてあげなければならない。その、自主性と指導のバランスが、教育の醍醐味で有り、もっとも難しい点でもあると思う。
 
ゴールへのプロセスにおける自己規制
また、そのゴールをクリアするプロセスにおいて、ルール違反がないか?
ルール違反をしている当人は、おそらくそれを認識し、観て見ぬ振りをしている。ルール違反をしたまま、ゴールへ達成しても、はたしてそれは成功体験といえるかどうか?
加えて、メンバーのルール違反をグループとして認識しているのに、それを観て見ぬ振りをして、ゴールを達成した”つもり”となっていることも多々ある。
このケースは非常に重傷で、仕事においても、いろいろなモノにフタをして、ただ業務を進めていくだけのグループになる可能性がある。
こうした部分から、メンバー達は職場に対する敬意を失い、本当のゴール達成をできない事に対してやる気を失い、メンバーが一人、一人と離れていくことになる。
 
親子関係でも同じ。こども達の喜ぶ姿を見たいが為に、成功体験を与えようとする。
そんな、作られた成功体験は、表面的にはうれしいかもしれないが、なんの教育や成長になってない。こども達は簡単にそういった”作られた”成功を見透かしている。
組織のメンバーも同じ。表面的な成功を”成功”と認識させる組織に対し、メンバーは愛想をつかし、去って行く。
 
大人の成長や学習には痛みが伴うという。
自分のできない部分や能力の限界を真っ正面から受け止めるからこそ”痛み”があるのだ。
言い換えると、自分のそういった部分を受け止められないと(逃げると)、痛みもなく、その分、成長も進歩もない。そして、未来もない。
 
いろいろな事を考えさせられる研修でした。